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スポーツの特徴を意識したトレーニングをしていますか?

こんにちは☆

名古屋市緑区・天白区・名東区の出張可能パーソナルトレーニングスタジオ

Life Assist Fitness パーソナルトレーナーの尾崎です♪

 

今回のブログテーマはスポーツの特徴について。

よく相談されるのが、

「子どもがサッカーをやっているので遠くにキックできる力を付けさせたい」

とか、「野球のバッティングで遠くに飛ばせるパワーを付けたい!」

と、相談される方が多くいます。

大人の方や社会人の方にも共通して言えることではありますが、

スポーツの特徴に合わせたトレーニングをしなければ、そのスポーツのパフォーマンスは変わらないということです。

もっと言えば体重が重くなったりして怪我のリスクが出てしまったりします。

 

走ることの多い競技(サッカー、バスケット、テニス、陸上長距離など)選手に対して反対のトレーニングをさせていたり、

パワーが必要な競技(野球、陸上短距離、ラグビー、アメリカンフットボールなど)選手に対していつまでも長距離のトレーニングをさせていたら確実にパフォーマンスは下がりますよね?

 

私も指導の現場に出ていると良く目にする光景です。

今回は私のトレーナーとしての主観からいくつか提案していきますね♪

目次

スポーツの競技による特異性とは!?

様々なスポーツが存在する中で、実は世の中に広まっているトレーニングの情報は数パターンしかありません。

それぞれに必要な筋力であったり、柔軟性が必要になりますが、
実際に指導の現場に出てみると全く必要性のないトレーニングを指導者が選手に指導しているシーンを見かけます。

今回は参考程度に各種目によってのトレーニング一例を紹介していきたいと思います!

1. 筋肉のパターンについて知ろう!

まず最初に筋肉のパターンについてご紹介します。

厳密に言えば専門的なお話なので、先生によっては意見が分かれるかもしれません。
そこをご理解頂いた上でお読みください。


まず1つ目。
タイプ:1
俗に言う遅筋繊維(赤色筋)と言われるタイプで、主に持久力系種目に適していると言われるタイプです。
マラソンやトライアスロンなどの長時間連続した運動を繰り返す種目の選手はこの筋繊維タイプが発達していることが望ましいですね!

良い点は連続した運動に対応しやすいという事と、疲労回復が早いと言われています。

その反面、一瞬のパワーが必要な場面には弱く、力強いプレーは苦手です。
また、筋繊維が柔らかいので一瞬でパワーを使うと怪我をしやすいという特性もありますね・・・


次にタイプ:2A
このタイプは【タイプ1】の特徴と、後で出てくる【タイプ2B】の特徴を良いとこどりしたようなオールラウンダータイプです☆
持久力もあれば瞬間的なパワーもある、なんでも屋さんな特徴があります。

サッカーやバスケットボールなどに代表される、連続した動きの中でストップ&ゴーが多い種目に適したタイプです。
ラグビーの選手でもウイングなどのポジションの選手はこのタイプの方が良いかもしれませんね♪

ちょうど良いとこどりをしたタイプですがデメリットも。
【タイプ1】程持久力もなく、【2B】よりもパワーが無いということ。
ですのでトレーニングをするのもメニューを作るのが一番大変なタイプです。

最後にタイプ:2B
先程【タイプ2A】でちらっとご紹介しましたが、【2B】はパワー特化型と言っても良い筋繊維タイプです。
速筋(白色筋)繊維と言われていて、一瞬のパワーや10秒程度の運動であれば一番能力を発揮します。

陸上の短距離選手や砲丸投げ、ラグビーのフロントのポジションや野球選手に必要なタイプです。

一瞬のパワーに秀でていますが、連続した運動は苦手でしかも疲れやすい特徴があります。
また、ストレッチをやりすぎてしまうと怪我をしてしまうタイプでもあります。
有酸素運動をやりすぎてしまうとパフォーマンスがダウンするので気を付けましょう。

ということで、筋トレをするにもこのタイプをわかってトレーニングをしないと効果が無いどころか、怪我のリスクもあるということです。
種目別・ポジション別はもちろんですが、選手自身に適したタイプがあるということ。

また、この筋タイプは変えることが基本できません。
生まれた時の遺伝子レベルである程度決まっています。
【タイプ1】の人が突然【タイプ2B】になることはほぼ不可能です。

詳しく知りたい方は遺伝子検査をお勧めします♪
ちなみに、Life Assist Fitnessでも遺伝子検査はできますので、お求めくださいね!

1-1 持久系種目の選手のトレーニング方法

さて、ここからはより専門的なお話です。

まずは持久系種目の方に向けて。
先程もお話しましたが、持久系種目タイプの選手が瞬発系トレーニングばかりしていることがあります。

例えば、べンチプレスやスクワット。
やってはいけないということではありませんが、必要以上のトレーニングをしている方を多数見かけます。
もしトレーニングしたいのであれば、回数やセット数をしっかりと考えて行うべきでしょう。

シーズンオフに行うのであれば良いと思いますが、それ以外のシーズンでは高重量でのトレーニングは控えて、ランジやジャンプ系種目を取り入れるなど工夫が必要でしょうね!

1-2 中間種目(タイプ2A)の場合

サッカーやバスケットボールなどの場合も注意が必要です。
特にこのような種目は両方のタイプが必要となるので、バランスよくトレーニングをする必要があります。

更に言えば、左右差も無い方が好ましいスポーツなので、より慎重にトレーニングをする必要性があります。

ウェイトトレーニングや短距離のダッシュなどの瞬発系トレーニングと連続して運動ができるように心肺機能を高めるトレーニングも必要となります。
このタイプの種目は全体的なバランスが最も大切なタイプですね☆

1-3 瞬発力型種目のトレーニング

ここは賛否両論になるかと思いますが、私見でお話したいと思います。

代表的な種目としては陸上競技の短距離や砲丸投げ等の種目。
ここに以外に思われるかもしれませんが、野球も属します。
短距離などの種目は基本的に有酸素運動をあまりしません。
コンディション調整やオフシーズンくらいではないでしょうか?

野球は以外にも瞬発力優先型種目なのですが、練習風景を見ているとよく長距離を走りこんでいたりしませんか?
本当に必要な練習なのでしょうか?
あまり得策ではないように感じます。
メンタルトレーニングの一環で行われているのであれば問題ありませんが・・・

短距離(10~20mくらい)のトレーニングやジャンプ系種目のトレーニングを繰り返した方が野球に限ればパフォーマンスは上がります。
長くなりそうなのでここは今度別のブログで書きたいと思います♪


ここで言いたかったのは、瞬発系種目の選手が持久系トレーニングをやりすぎてしまうとパフォーマンスが格段に下がってしまうという事でした。
このタイプの種目はどちらかといえば先程挙げたように、短距離などのスプリント走、ウェイトトレーニング等を中心にした方が良いでしょうね☆

まとめ

詳しく話しだすとここはかなりの時間が必要になります。
簡潔に言えば、色々なスポーツがある中で本当にトレーニングをした方が良いアプローチ方法があるという事でした。

もちろん指導者によって考え方は違うと思いますが、多角的に見てはいかがでしょう?

私自身サッカー出身者ですが、指導をする選手は野球や陸上など違うスポーツの選手も多いです。
競技に捕らわれない、様々な角度から物事を見ながらアドバイスしています。

実際に指導の現場に行くと、「サッカー出身者に野球の何がわかるんだ!」
と言われることもしばしば。
確かに奥深いところまではわからないかもしれませんが、そこに捕らわれて考えることの方が選手には良くないでしょう。

以外にプロのスポーツ選手は専属トレーナーに自分とは違う競技出身者を付けていることが多いです。
それはなぜか?
捕らわれない考え方をする為です。

指導者の皆様はこの記事を読んで頂いたら、ご自身のスポーツとは違う種目のトレーニングを取り入れてはいかがでしょう?
きっと何かが見つかると思いますよ♪

今回はここでおしまいです!
それではまた次回をお楽しみに~


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